インドネシア

アバディLNGプロジェクト

契約地域
(鉱区)
作業状況 事業会社(設立) 権益比率(*オペレーター)
マセラ 開発準備中 インペックスマセラアラフラ海石油株式会社
(1998年12月2日)
*同社 65% Shell 35%

(2019年8月末時点)

アバディLNGプロジェクトは、当社が操業主体としてShell社とともに、インドネシア領アラフラ海に位置するマセラ鉱区アバディガス田の天然ガスを陸上LNG施設にて液化し、年間約950万トンのLNG、日量最大約35,000バレルのコンデンセートを生産し、周辺地域のガス需要に応じてパイプラインにて天然ガスを供給する大規模なプロジェクトです。

当社はインドネシア政府当局の公開入札により、1998年11月にマセラ鉱区の100%権益を取得しました。その後、オペレーターとして探鉱作業を推進し、2000年に掘削した試掘第1号井によりアバディガス田を発見しました。アバディガス田の発見を受け、2002年に2坑、2007年から2008年にかけて4坑の評価井掘削作業を実施し、いずれもガス・コンデンセート層の広がりを確認しました。

2010年12月に、LNG年産250万トンをフローティングLNG(FLNG)方式で開発する第一次開発計画(POD-1)がインドネシア政府当局より承認され、その後、2012年11月から2014年11月にかけて海底生産施設及びFLNGの基本設計(FEED)作業を実施しました。

また、開発可能埋蔵量の増加を図るため、2013年から2014年にかけて追加評価井3坑を掘削した結果、天然ガス埋蔵量の増大が確認され、インドネシア政府当局から承認を得ました。

この埋蔵量の増大等を踏まえたコンセプトの見直しの結果、大型FLNG方式による開発が最適と考え、2015年9月にLNG年産750万トン規模のFLNGによる改定開発計画をインドネシア政府当局に提出しましたが、2016年4月に同政府より陸上LNG方式による開発計画に変更すべく再検討を求める内容の通知を受領しました。その後、インドネシア政府当局との経済性確保を含めた建設的な協議結果を踏まえ、2018年3月から10月にかけて年産950万トン規模を想定する陸上LNGの概念設計(Pre-FEED)作業を実施し、本年6月にPre-FEED作業の結果等を踏まえた改定開発計画をインドネシア政府当局に提出、同年7月には改定開発計画がインドネシア政府当局から承認されました。また、改定開発計画の承認と併せて、生産分与契約(PSC)の20年間の期間延長および7年間の期間追加についてもインドネシア政府当局の承認が得られ、マセラ鉱区のPSC期限は2055年まで延長されることとなりました。今後、2020年代後半の生産開始を目指し、基本設計(FEED)作業を実施する予定です。

地図:アバディLNGプロジェクト
図:開発イメージ図
アバディの掘削船

セブク鉱区ルビーガス田

契約地域
(鉱区)
作業状況
(生産量、2019年3月期平均、全鉱区ベース)
事業会社(設立) 権益比率
*オペレーター)
セブク 生産中
-天然ガス:日量88百万cf
インペックス
南マカッサル石油(株)
(2010年5月17日)
同社 15%
*Mubadala 70%
TOTAL 15%

(2019年8月末時点)

地図:セブク鉱区ルビーガス田

当社は、2010年9月にインドネシア南マカッサル海域セブク鉱区権益の15%を取得しました。その後、同鉱区のルビーガス田の開発作業を進め、2013年10月に同ガス田からの天然ガスの生産を開始しました。生産した天然ガスは、洋上生産施設から海底パイプラインによりマハカム鉱区からの生産物が集積されている既存陸上施設へ輸送し、さらに陸上パイプラインを経由して主に東カリマンタン地域の肥料工場向けに供給しています。

タングーLNGプロジェクト(ベラウ鉱区)

契約地域
(鉱区)
作業状況
(生産量、2019年3月期平均、全鉱区ベース)
事業会社(設立) 権益比率
*オペレーター)
ベラウ 生産中
-原油:日量6千bbl
-天然ガス:日量1077百万cf
MI Berau B.V.
(2001年8月14日)
同社 22.856%
*BP 48.0%
日石ベラウ 17.144%
KGベラウ 12.0%
タングーユニット 同社 16.3%
*BP 40.22%
CNOOC 13.9%
日石ベラウ 12.23%
KGベラウ 8.56%
LNG Japan 7.35%
KGウィリアガール 1.44%

(2019年8月末時点)

当社と三菱商事(株)が共同出資で設立したMI Berau B.V.社は、2001年10月にベラウ鉱区の権益を取得しました。その後、2007年10月に三菱商事(株)と共同出資で設立したMIベラウジャパン(株)を通じたケージーベラウ石油開発(株)の株式取得により、タングーLNGプロジェクトに保有する当社分の実質的な権益比率を約7.79%に増加させています。

タングーLNGプロジェクトは、2005年3月にプロジェクトの開発計画及び生産分与契約の延長(~2035年)がインドネシア政府に承認され、その後、開発作業を行い、2009年7月よりLNGの出荷を行っています。

また、2016年7月にタングーLNG拡張プロジェクトに対する最終投資決定を行いました。本プロジェクトは、現在年間760万トンを生産している液化設備二系列に、年間380万トンの生産能力を有する第三液化系列を増設するもので、現在建設中です。

地図:ベラウ鉱区 タングーLNGプロジェクト
出荷施設
出荷施設